豆ごはん、おいしかったです。
フタをあけたとき、ふわっと立ち上る青豆のにおいのうれしさ。
口に運べば、豆のぷつぷつとした食感のたのしさ。
おいしくいただきました。
ところが。
「え~、豆ごはん、いやだぁ」
という声が。娘です。
なんで?、こんなに美味しいのにねえ、と思いながら、思い出したこと。
若い頃は、わたしも豆ごはん、苦手でした。
豆ごはんというより、グリーンピースが駄目でした。
ポテトサラダにグリーンピースが入っていると、なんで入れるかなあ、と思っていました。
いったい、いつから好きになったんだろう・・・。
でも、他にもあります、昔は苦手だったもの。
そらまめ、にんじん、じゃがいも、しいたけ、ピーマン、みょうが、牡蠣・・・。
ああ、それなのに。
気がつくと、どれもこれも好きになっています。
なぜだろう、と考えたのですが、たどりついた結論。
これは、老化のせいかも。
年とともに、わさびやしょうが、ミョウガ、さんしょうなど、ピリッとしたものが好きになりました。
感覚が鋭敏だった頃には強すぎた刺激も、年をとって自分の味覚、嗅覚の感度が鈍ったことで、逆に受け入れ可能になったのでは。
グリーンピースの匂い、にんじんの匂いも、しかり。
そう思うと、老化も、悪いことばかりではないかも、と思ったりします。
でも、専門的には、どうなんでしょうね、好みの変化って。
(写真、yama-p)(きなこ)
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