愛を「感じる」

台風の影響はいかがでしょうか？

広島の台風は、我が家のサンシェードを壊したくらいで、他はたいした被害もなく、過ぎて行ったようです。でも、他の地域の方は、今回も大変な方もいらっしゃるようです。どうか、用心なさってくださいね。

 

昨日は、この台風の中、広難連主催の｢第２回難病フェスタ」が開催されました。

この台風で中止にするかどうか主催の役員さんはずいぶんお悩みになったそうですが、「できるだけのところでしよう」ということで、開催。

昨年は、げんきなこも１時間ほどライブでお声かけいただいたので、この難病フェスタは、その意味でも心ひかれるイベントです。

お手伝いで参加させていただいた今回は、相田みつをさんのご子息、相田一人さんのご講演もありました。

 

台風に加え、相田さんは昨日から腹痛がひどくて、｢今、到着した新幹線の中でも３度、トイレにいきました。大丈夫だとは思うのですが、もしも講演中、私がステージからいなくなったら、そういうことだと思ってください」と、半分冗談、半分本気でお断りになられて、お話をはじめられました。

講演でなければ、「いいんですよ、そこで休んでいてくださいね」と誰もが言うシチュエーションだと思うのですが、心配するだけの１００人ほどの聴衆は、１時間の講演を黙って感動しながら、同時に相田さんのおなか具合も心配しながら、きかせていただきました。

そんなこんなで帰宅したら、スミピーさんから、うれしいメールが。

 

「げんきなこさん、こんばんは。台風の雨が降るなかいかがお過ごしですか？僕はこの記事のなかの映像を見てウルっときてしまいました。是非げんきなこさんにも見ていただきたく添付しましたのでよかったら見てみてください。それでは、引き続き好い夕べを。

 

【映像】初めてママの声聞いた難聴の赤ちゃん、感動の表情　米（アフロ）- Yahoo!ニュースhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00010005-storyfulv-ent」

 

うれしくて、さっそく、拝見しました。

この気持ちを、なんと書いたらいいのでしょうね。

なんてかわいい赤ちゃんでしょうか。

映画なら、まちがいなく、名演技といわれるに違いない赤ちゃんのその表情。

でも、これは映画じゃなくて、日常のワンシーンです。

ビデオに録画していなければ、過ぎ去ってしまった個人の目がみた光景です。

ああ、わたしたちは、映画のように美しいシーンを日常の中で繰り返し見せてもらいながら、毎日を過ごしているのだなあ、と感じました。

 

初めてお母さんの声をきいた赤ちゃんの、ほんとうにうれしそうな笑顔。

語り続けるお母さんから、一瞬も目を離さない赤ちゃん。

赤ちゃんにとって、お母さんは文字通り｢世界一大好き」な人なのでしょう。

大好きな人を、見る、触る、だけでなく、さらにもうひとつの感覚、｢聴覚」で、感じることができたことが、赤ちゃんはうれしくてたまらなかったんでしょうね。

 

お母さんの声も、幸せと愛に満ちていて、心がいっぱいになりました。

英語ができないわたしは、｢ハロー」と、｢ハイ」と、｢アイラブユー」しかわからなかったのですが、（誰か、英語の得意な方、訳を教えていただけたらうれしいです。）お母さんの感激の気持ちは十分に伝わってきました。

 

外は台風の夜、美しいものをみせてくださったスミピーさん、ほんとうにありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　（絵、安本洋子さん）（きなこ）

♪絵をクリックしたら、愛し子をお聴きいただけます。

 

https://www.youtube.com/watch?v=gOKWa4bLqws