最初はめだかが三びきいるだけだった我が家の水槽。
それがなんと今、水中植物の芽が7つ、タニシらしき生き物が10匹ほど暮らす世界になっています
思いがけず出先でいただいた赤いメダカ。
帰りにホームセンターで特売の水槽と赤札半額の水中植物を買い、家の近所の川に寄って、水と砂利を入れました。
砂利に紛れて入ったタニシ一匹、めだか三びきが水槽の住人。
やがて、赤かったメダカは黒くなり、追いかけ回されていた子メダカも二匹と見分けがつかないほど大きくなり、特売の水中植物は大きくならないままに緑色を失い枯れたかに見えていました。
ところが。
タニシが卵を抱えていたのか、砂利に卵が混じっていたのか、いつの間にかちいさなタニシが無数現れました。
さらに、枯れたと思われた根から2つの双葉が芽を出したのを見つけ驚いたのも束の間、次々芽が吹いて今や二センチほどの芽が7つ
なにもしないメダカの水槽にマジックのように命が生まれ、まるで世界の始まりを見ているような気分です。
今、10匹ほどもいるタニシはノアの方舟のノアの子供たちのように、みんな兄弟なんだろうなあ、と思ったり。
もしかしたら神様も、このような気持ちで世界を眺めておられるのかなあ、などと不遜なことも思ったり。
毎朝、毎日、水槽の中の小さな世界を何度も覗きこんでいます。
(絵、安本洋子さん)(きなこ)
♪絵をクリックすると、世界中の誰よりもきみがすきをお聴きいただけます。https://www.youtube.com/watch?v=xlhSn-CTyjo
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