「ハコベを食べよう!」のタイトルのブログで、我が家のネズミの額ほどの庭に生えている雑草の名前調べをしていることを書きました。
道々みかける雑草、野草の名前をずっと以前から知りたいと思っていて、あれは元気さんと結婚したころだったと思いますが、ポケット野草図鑑を買って、バッグに入れて持ち歩いていたこともありました。
持ち歩いただけのポケット図鑑はボロボロに。
名前を覚えられないまま、こんなおばさんになってしまいました。
そして、今回の「うちの庭の草の名前調べ」。
今日また、新しい名前を発見しました。
オランダミミナグサ、です。
え?オランダ?
オランダから来たの?
鎖国中も、交流があった国と教科書で教わったオランダ。
オランダ商人の洋服にくっついて日本にやってきた種が、広まったのでしょうか?
江戸時代の異国との交流の名残が、時空を超えて我が家の庭にあるなんて!
教科書の中のオランダ人が、玄関をピンポンしてくれたように、有頂天になりました♪
ようこそ、日本へ!
ようこそ、令和へ!
ところが、さらに調べていくと、オランダ、という名前は、外国から来た、という意味で、渡来した時期も江戸時代ではなく明治とわかりました。
知りたくなかったなあ、とかなりがっかりしました。
ちなみに、ミミナグサという名前は、茎の両側に耳のように二つ並んで付いた葉っぱの形からついた名前だそうで、「枕草子」にもミミナグサの話が出てくるのだそうです。
また、ナズナ、とか、ヨメナ、とか、名前にナのつく草は食べられる草だということも、このたび知りました。
ミミナグサも、今度食べてみましょう。
(絵、安本洋子さん)(きなこ)
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